夫婦関係

【保存版】離婚したいと思ったら最初にやること。お金と住まいの不安をなくす準備ロードマップ

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妻

(もう夫とは一緒にいられない。離婚したい……。でも、いざとなると何から手を付ければいいの? パートの収入だけで子どもと暮らしていけるのかな……)

夫

「おい、早く飯にしろよ。お前は本当に要領が悪いな」

妻

(もう「離婚して」って言いたい。でも、今出て行ったら住む場所も生活費もないし、やっぱり私が我慢するしかないの……?)

「もう限界、一刻も早く離婚したい」 そう心に決めたものの、お金や住まいのことが心配で一歩が踏み出せない。
それは、あなたが真剣にこれからの人生を考えている証拠です。

結論から言うと、離婚は「準備」がすべてです。

何の準備もなく、ただ感情に任せて「離婚して!」と切り出してしまうと、生活費を絶たれたり、相手に財産を隠されたりして、妻側が圧倒的に不利になってしまいます。

しかし、正しい順番で必要なものを集め、国の制度やあなたの正当な権利を知っておけば、今の経済力に関係なく、安全に新しい人生をスタートさせることができます。

この記事では、頭が真っ白になっているあなたに向けて、お金と住まいの不安をなくし、損をすることなく未来へ進むための離婚準備のロードマップ(手順)をわかりやすく解説します。

まずは深呼吸をして、この記事を読みながら一緒に頭の整理をしていきましょう。

1. 離婚したい…頭が真っ白になったら最初にやる「現状整理」

離婚という文字が頭をよぎると、不安と焦りで焦燥感に駆られてしまうのは当然のことです。
まずは一度深く息を吸って、あなたが今どんな状況にいるのかを冷静に見つめ直すことから始めていきましょう。

いきなり「離婚して!」と切り出すのは絶対NG

どんなに相手への愛情が冷めていても、衝動的に離婚を切り出すのは少し待ってください。
相手が警戒して預金通帳を隠してしまったり、浮気の証拠を消されてしまったりするリスクがあるからです。
まずは「離婚の意志」は心の内に秘めたまま、水面下で準備を進めるのが鉄則です。

ノートとペンを用意して、自分の「現在地」を知ろう

まずは、ノートとペンを用意して、今のあなたの状況を書き出してみましょう。
「なぜ離婚したいのか」「相手にどんな不満があるのか」「自分はどうなりたいのか」。
頭の中だけで考えているとパニックになりますが、文字にして視覚化するだけで、驚くほど冷静に次にするべきことが見えてきます。

【STEP1:最優先】命と心の安全確保&決定的な証拠集め

離婚の準備を進めるうえで、何よりも先にやらなければならない「土台」となるステップです。
あなたの今後の人生を有利に進めるため、そしてあなた自身の心と体を守るために、まずはここからスタートしましょう。

【DV・モラハラがある場合】心が壊れる前に「別居」一択

もし、夫から暴力(DV)を受けていたり、暴言などのモラハラで精神的に追い詰められている場合は、お金の準備よりも命と心の安全確保が最優先です。
話し合いは後回しにして、まずは実家や自治体の女性相談窓口、シェルターなどを頼り、物理的な距離を置いてください。
心が壊れてしまってからでは遅いのです。

【夫の浮気・不倫がある場合】スマホを警戒される前に「決定的な証拠」を確実に集める

夫の不貞行為(浮気)が原因で離婚を考えている場合は、夫が警戒してスマホにロックをかけたり、LINEの履歴を消したりする前に、必ず証拠を集めてください
ここで確実な証拠を押さえておけば、今後の生活を立て直すための大きな資金(慰謝料)を請求できるようになります。

【STEP2:生活基盤】離婚後の「お金と住まい」をシミュレーションする

「離婚したあと、本当に子どもと食べていけるのかな……」という一番の大きな不安を解消していきましょう。
具体的な数字や国の制度を知ることで、これからの生活のリアルな見通しが立ってきます。

住む場所と、毎月のリアルな生活費を計算する

次に、離婚後の生活を現実的に思い描いてみましょう。

住む場所:
実家に戻れるのか、新しくアパートを借りるのか、今の家に住み続けるよう交渉するのか。

生活費:
家賃、食費、光熱費など、毎月最低いくら必要なのか。自分のパート代や、もらえる児童扶養手当などで生活は成り立つのか。

【超重要】別居中の生活費を守る「婚姻費用」という正当な権利

「自分で生活費を稼げないから、別居も離婚もできない…」と諦めている主婦の方へ。
実は、絶対に知っておくべき強力な権利があります。
それが婚姻費用(こんいんひよう)です。

法律上、夫婦は同じ生活レベルを保つ義務があります。
そのため、たとえ別居したとしても、離婚が成立するまでの間は、収入の多い夫から妻へ「生活費(婚姻費用)」を毎月支払う義務があるのです。

「稼げないから家を出られない」と我慢する必要はありません。
正当な権利を使って、まずは別居からスタートするという選択肢もあることを覚えておいてください。

【STEP3:財産の把握】相手にバレずに「共有財産」をリストアップ

離婚後の新生活をスムーズに立ち上げるためには、まとまった生活資金が絶対に必要です。
夫に離婚を切り出す前に、夫婦で築いた財産がどれくらいあるのかを水面下で賢くチェックしていきましょう。

離婚する際は、結婚後に夫婦で築いた財産を半分ずつ分ける財産分与が行われます。
相手に離婚を切り出す前に、家にある財産をこっそり把握しておきましょう。

・預貯金: どこの銀行に口座があるか。
・保険・証券: 学資保険や生命保険の証券、株など。
・不動産: 持ち家のローン残高や名義。

【要注意】夫の「退職金」も財産分与の対象になります!
夫がまだ退職前(定年前)であっても、将来もらえる予定の退職金は財産分与の対象になるケースがほとんどです。
「まだ退職してないから払わない」という夫の言葉に騙されないようにしましょう。

※退職金の財産分与については、こちらの記事で詳しく解説しています。
退職金の財産分与|まだ退職してない夫からもらう条件と計算方法

【STEP4:いざ決戦】離婚手続きの3ステップと「プロを頼るタイミング」

準備が整ったら、いよいよ離婚に向けた手続きに進みます。
手続きは基本的に以下の3ステップで進みます。

協議離婚:
夫婦での話し合い。日本で一番多い離婚方法です。

②離婚調停:
話し合いがまとまらない場合、家庭裁判所で調停委員を交えて話し合います。

③離婚裁判:
調停でも決着がつかない場合の最終手段です。

あなたが「弁護士」を頼るべきベストなタイミングとは?

最初から弁護士をつける必要はありません。
しかし、以下のようなどこかの段階で「躓き(つまづき)」を感じたら、そこがプロを頼るベストなタイミングです。

夫が話し合いに全く応じてくれない、モラハラで言いくるめられる

別居したのに生活費(婚姻費用)を払ってくれない

夫が財産(口座や退職金)を隠して見せてくれない

「私の場合は、弁護士をつけた方がいいのかな?費用で損しないかな?」と迷った方は、以下のセルフチェックリストで確認してみてください。
離婚で弁護士をつける?つけない?損得チェックリストと赤字を回避する方法

【PR】ひとりで抱え込まないで。まずは無料相談で「頭の整理」をしよう

ここまで、離婚準備のロードマップをお伝えしてきました。
やるべきことが見えてきて、少しだけ心が落ち着いたのではないでしょうか。

「ロードマップはわかったけど、やっぱり自分一人で進めるのは怖い」
「まだ離婚するか決断しきれないけれど、専門家の意見を聞いて状況を整理したい」

そんな時は、決してひとりで抱え込まず、無料の相談窓口を活用してプロに「頭の整理」を手伝ってもらいましょう。

「まだ離婚を決めたわけじゃないのに相談していいの?」と思うかもしれませんが、全く問題ありません。
「今の状況で離婚したら、私はやっていけますか?」という相談からスタートする人がほとんどです。

「日本法規情報の無料相談サポート」なら、全国の優良な法律事務所の中から、あなたの悩みを親身に聞いてくれる専門家を無料で紹介してくれます。

「何から手をつけていいかわからない」という不安な状態から抜け出すための第一歩として、まずは誰かに話を聞いてもらうことから始めてみませんか?

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